475日ぶりのログインだそうで…

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どうも、
大変ご無沙汰しております、カネタカ石田株式会社のダイスケです。

「あ~ブログ更新しなきゃなー」

と、時々思い出しては。を繰り返し、ずいぶん月日が流れてました。

パソコンが壊れて、新しいパソコンに色々ソフトやアプリを入れる際に一度ログインしたので、475日ぶりと記載されてましたが、ブログ更新の放置っぷりは2年半以上です(笑)

そうか、2年半前というと、新型コロナがーって頃ですね。
正確には2019年12月5日なので、まだ国内では知られていない頃ですかね?

弊社も新型コロナの影響を、大なり小なり受けましたが、お蔭様で何とか今日も営業することができています。

コロナの影響やロシアのウクライナ侵攻で、生産や流通が滞るなどで色々値上げで先行きが暗い世の中ですが、めげずに頑張っていこうと思います!!!


とりあえず元気にやってるという報告がてらの更新でした(笑)

ではでは。



 

寒くなりましたね…

カテゴリー │仕事 暑いの寒いの仕事 機械仕事 その他

ご無沙汰しております。


カネタカ石田株式会社のダイスケです。


だいぶ寒くなってきましたね…。

寒くなってきたので、久々に更新します(笑)


先日の寒い雨の日の夕方、ガイドニードルの加工をしました。

加工したのは滅多に使う事がない太畝用のスラント(親子)のガイドです。

※スラント(親子)用ガイド
普段使用している真山用のガイドがパイルの真ん中(頂上)を剪るように5対5で作られているのですが、スラント(親子)用ガイドは7対3、8対2、9対1と左右が非対称になっています。
これが左右一対、例えば8対2のガイドが右用だと左は2対8という一組でこれを端から並べてカットすると、大きい畝、小さい畝、大きい畝、小さい畝と交互に畝が作られます。
これがスラントというコーデュロイ生地になります。(大きい畝と小さい畝から親子とも呼びます。)
下の画像、ちょっと解り難いですが…




で、右用90本、左用90本、計180本の先端を丸くして、滑らかにパイルの中を通るように削りました。




最近、老眼が進んで細かい作業はルーペが必要です眠っzzz



最初の数本で削るパターンを定め、



後は坦々と削り続けます。




暗い車庫の作業場で両頭グランダーを使って削りました。


そしてこの後、ゴムヤスリで綺麗に丸め、生地に一本ずつ通して具合を確認し、試し剪りして様子をみました。

スラントをセットするときは左右のガイドを交互に並べていくのですが、これが一箇所でも間違ってると、使い物にならなくなるので、何度も何度も間違ってないか確認し直します。すべてセットしてから、最後に嫁さんにもチェックしてもらって、ようやく剪り始める事ができます。

普段の数倍、神経を使うスラント加工ですが、切れた生地はなかなか面白いので楽しい加工の一つです。




 

梅雨ですねー

カテゴリー │仕事 機械仕事 修理等天気/天候

こんにちは!

相変わらず更新が滞りがちなカネタカ石田㈱のダイスケです。


今日は梅雨っぽい雨が降っていますね。
入梅してしばらくはドバーって降ったり、ピーカンだったりでしたが、ここんとこ梅雨らしい天気が続いています。

仕事的には湿気は困るので早く入梅があけてくれると助かるのですが…


さて先日、3号機のカッターを新品に換えました。
3号機を購入してから、初めて交換するのに気付き、驚きました。
約10年。結構シビアな生地も毎年難なくカットしていたので、もっと消耗してるかなって思っていたんですが、意外にもバランス良く使ってこれました。

しかし先日カットした生地でいよいよ使い物にならなくなったので新品と交換することにしました。










灯油に漬け置きしてあるカッターを洗浄用シンナーで一枚ずつ洗い、画像の様にシンナーを蒸発させてから拭いてカッターシャフトに通すのですが、新品だからと言ってそのまま使えません。

カッターに刃を付ける工程で、刃の『返し』がついているので、これを落とし、もう一度研ぎ直します。

新品の癖に径も不揃いだったりするので、研いで調整しなければならず、なんだかんだ調子がでるまで2、3日掛かってしまいました。

『返し』は仕方ないとしても、径の不揃いはなんとかならんものかと製造元に言いたいとこですが、まぁそれも仕方ない事かと…。

先代の父が地道にカッターを調整してくれたので、多忙な中でも私は他の機械や作業に専念できました。

今回は600枚灯油の漬け置きから出して洗浄しましたが、急ぎ使うのが410枚だったので、残りの分も調整して410枚と揃えなくてはならないのですが、なかなかタイミングがなくて出来ない状態です。

この湿度なので、動かしてない機械のカッターには錆びないように布を掛けておくのですが、それでもうっすら錆びが出るものもあります。

ほんと湿気にはまいります。。。。


 

もう三月…

カテゴリー │仕事 その他こんなこと あんなこと

今日は暖かくて良い天気ですね。

こんにちは。
今年は花粉の影響を酷く受けてるカネタカ石田株式会社のダイスケです。


気付けばもう3月です。

今年に入って色々ありましたが、それにしても年々時が経つのが早い気がします。

相変わらず更新してないのですが、更新したいネタはあるのに内容的に公にできない事が多くてツライです。
(悪い事してるわけではありません(笑))

というわけで、当たり障りのない記事を投稿してみます。。。



先日仕事中に嫁さんに指摘されましたコレ。



工場内で使用するパレットの上にひくベニヤ板なんですが、何やら落書きされてます。

普段何気に使ってるので大して気にもしてなかったのですが、この工場が出来た頃(40年くらい前)
幼かった姉が書いたものです。



当時、近所のモータースにあった自動販売機が珍しく、甘い物が飲みたくて親にやたらねだってた頃。

なかなか買ってもらえなくて、このベニヤに書いて欲しいアピールをしていたような記憶があります。

いや、欲しくてアピールしてたのではなくて、僕がジュース欲しさにダダをこねまくり手を焼いた姉がこれを作ってなだめてくれた。
そんな記憶が蘇ってきました汗

そう、だから一番左がミルキセーキなんだな。
(当時大好きだったんですね。今でもたまにダイドーのミルクセーキ飲みます(笑))

確かこのベニヤ以外にもう一枚自動販売機ベニヤがあって、それには『アンバサ』があった記憶があります。


それにしても、UCCの『つぶつぶオレンジ』は思い出せるのですが『プリスカ オレンジ つぶつぶ』ってどんなのだったかな…。



 

せっかく塗ってくれたのに…

カテゴリー │仕事 機械仕事 修理等

おはようございます。

なんだかすっきりしない天気ですね~

カネタカ石田株式会社のダイスケです。


先日納車されたフォークリフト、新しいだけあって動きが機敏で少し持て余し気味ですが、活躍中です。

そんなフォークリフトですが、先日機屋さんが運んできた生地を降ろした際、フォークの爪の塗料が少し着きました。
反末の裏側で、最終的には使わない部分なのですが、今後も着く恐れは充分あるので、思い切って爪の塗料を落とすことにしました。

昔使った塗料の剥離材があったので、そいつを使ってみたところ思った以上に剥離できて楽しかったです。






塗って暫くしてからスクレイパーでかくと、こんな感じに。



爪の裏側もやりました。
弊社のフォークは爪の部分が回転するので上向きで塗ることもなく、らくに塗れました。



だいぶ塗料が落ちてきました。管理番号なのか、数字がうっすら出てきました。



大方スクレイパーで落とした後、水洗いして、さらにスコッチブライト(スポンジの裏についてるゴワゴワしたの)でこすり洗いして日光で乾かした状態。



爪の表面がボコボコしてるのでその部分には少し塗料が残ってますが、先日まで使っていたフォークもこんな感じで生地に着くことはなかったので、この状態で使ってみようと思います。

せっかく綺麗に塗ってもらったのに申し訳ないのですが、こうしておかないと後々大変なことになるので仕方ないです。

フォークリフトネタが続いているんで、次は何か別ネタでアップしたいな~


 

24年間ありがとう

カテゴリー │仕事 機械

ご無沙汰しております。

カネタカ石田株式会社のダイスケです。

だいぶ寒くなってきましたね。
今年は暖冬だとTVで言ってましたが、暖冬でも寒いので冬はキライです。


さて先日、先代より24年間も頑張ってきてくれたフォークリフトが引退いたしました。
まだ誤魔化し誤魔化しで使えたんだろうけど、バッテリーやタイヤ、その他にガタがきつつあり、中古も探してもらったのですが思い切って新車にしました。
24年というと僕がこの仕事に就いたのが14年前なので、それより10年も前から我社で使われてました。
特に大きな故障もなく、バッテリに至っては新車当時から20年も持ちました。
それに比べ4年前に替えたバッテリは最近イマイチで…。バッテリなんてそんなもんか…。



消えかかってますが、納車した『平成6年8月吉日』の文字。



車体側面のバッテリを引き出す所には、バッテリ液を補充した日がつらづらと書かれてます。



この生地を運ぶのが我社での最後の仕事となりました。


そして



やってきましたニューフェイス!
まだ塗料の匂いがプンプンします。
リフトのツメにも綺麗に塗装されてます。

24年の進化というか、ギャップというか、色々変わりましたね。
安全性、操作性、省エネ、等々。
操作レバー周りはこんな感じです。



旧型



現行型

液晶パネルで各設定が変更できるのですが、取説読んでもそうもピンとこないので数日後にトヨタの整備の方が見えるとのことなので、そこで教えてもらおうかと…(笑)




そして新車と引き換えに引き取られていきました。
なんだかんだ大事にしてたので、感慨深いものがありました。
24年間、ありがとう~~~





 

ついにきたのか…

カテゴリー │仕事 その他こんなこと あんなこと

ご無沙汰しております。


カネタカ石田株式会社のダイスけです。

前回から3ヶ月と22日ぶりの更新です涙


太畝、中太畝のコーデュロイのブームはまだまだ続きそうです。

例年だと、機械の稼動率がかなり下がる時期ではありますが、
今年はお蔭様でそこそこ動かせてもらえております。

さらに、太畝、中太畝の定番物の糸を代えた生地とか、全く新しく作った試験反とかがちょいちょい入ります。

来年一杯は続くんじゃないかと勝手に予想しております(笑)


さて、話しは代わりますが、ここ最近、春過ぎあたりからかな、

非常に近くが見えにくくなってきまして…。

数年前はかなり細かいパイルの切れ味とか確認できたんですが、最近は全然見えない…。

もともと近眼が酷いので近くを見るために眼鏡を外すと、見る物を目元から10cmくらいまで近づけなくてはならず、
買い物などで、商品の表記とか見る時に恥ずかしい思いをします。

老眼なのか、疲れ目(スマホ、タブレット)なのか、眼科行って診てもらわなきゃなんですが、なかなか行けず。

で、こないだ近所に買い物に行った際、ハズキルーペのパクリ商品が500円で売ってたので試しに買ったんです。

眼鏡の上から無理矢理被せる形になるけど、掛けてみました。

あら!まぁ!! 良く見える!!!

そうそう!ちょっと前まではこんな風に見えてたんだよ!僕は!!

と感動しました。

それからそいつを重宝してるんですが、一度ちゃんと眼科に行って診てもらわんとなー、と思ってます。

しかし見えんくて参るな~












 

226日ぶりのログインだそうで…(汗

カテゴリー │仕事 暑いの寒いの仕事 機械仕事 修理等

大変ご無沙汰しております。


あまりに更新していなくて、若干開き直りかけてたカネタカ石田株式会社のダイスケです。

久しぶりに更新せねば!とログインしたら
『226日ぶりのログインありがとうございます!』
って管理画面に…。

そんな放置してたのかーーー!!!(笑)



さて、今年も太畝コーデュロイの加工が多いです。

僕がこの仕事に就いてから14年が経とうとしてますが、これまで加工したことない定番的な太畝の生地を何点か加工してます。

先代の頃には加工していたので、それら用のガイドニードルはあるので問題なく対応できました。

加工自体、特に手の掛かる物は少ないのですが、果たしていつまで続くか太畝ブーム!



話しは代わりますが、今年に入ってから故障&修理が続きました。

7号機の布送りモーター、畳み機のインバーター、7号機リレースイッチ、フォークリフト、あと他にも細かいのがあったような…。

フォークリフトは購入してから24年も経っていて、先日、いよいよ動かなくなり診てもらったんですが、問題の箇所のコネクター回りを点検してもらったらとりあえず復活しました。
「これで暫く様子を見て、また同じ現象が起きたら替えたほうが早いですよ。」って言われたんですが、今日も問題なく動いてます。。
いや、むしろ以前より機敏に動いてくれてます(笑)
もうこうなったらとことん働いてもらいましよう!





この時期、雨が多くて湿度が高く、カッチング屋にはツライ時期ですが、めげずに頑張っていこうと思います。


 

取材していただきました

カテゴリー │仕事仕事 見学/取材

こんにちは!

すっかり冬ですね…。
寒いの苦手なカネタカ石田株式会社のダイスケです。

いや〜、5ヶ月以上更新していませんでした。酷い有様ですね…(汗

先日、お世話になっている福田織物さんを雑誌『2ND』さんが取材した際、弊社もコーデュロイ製造の一工程として取り上げていただきました。
その取材内容が載った雑誌が『2ND』さんより送られてきました。
御丁寧にありがとうございます!



おぉ!こういうデザインの表紙好きです!



紹介されてるページにはコーデュロイの行程が説明されてますが、これがとても解りやすく書かれていました。
言葉で説明するとなかなか理解を得ていただけないコーデュロイの行程を数枚の画像と簡潔な言葉で見事に説明されてます。

今回こうして雑誌に紹介していただき、大変嬉しく思います。
少しでも多くの方にコーデュロイに関心を持っていただけき、手に取って見て、身につけて楽しんでもらえたら最高です!

まずは是非一度読んでください!宜しくお願いします!

2NDさん、福田さん、ありがとうございました!!


さて、話しは少し代わりますが、今年は太畝のコーデュロイが人気ですね。

僕がこの仕事に就いてから、3ウェル〜6ウェルの太畝の仕事ってほとんどカットしたことありませんでした。
店頭でもそうそう見かける事はありませんでしたが、今年は太畝多いですね〜。
僕は太畝好きなので、見ていて楽しいです。

来年も太畝ブームは続くのでしょうか。。。


 

昔の機械

カテゴリー │仕事 機械

こんにちは。

段々暑くなってきてますね〜。
最近くしゃみ鼻水がひどい男、カネタカ石田株式会社のダイスケです。


先日、工場の中で探し物をしていたら、こんな写真が出てきました。



画像下のほうに『昭和47年 石野式剪毛機50㌅』と鉛筆で書かれています。
この癖のある字は父の字ですね…。

当時、この仕事をはじめるにあたり、剪毛機を下見に行った際の写真だそうです。

この頃はまだ剪毛機も国内で作っていた当時で、写真の石野鉄鋼とヘイアン鉄鋼、それともう一社?で作られていたそうです。

僕がこの写真を見て気になったのは『50㌅』という機械の巾です。
当時は36インチ巾の生地が多かったのと、広巾と呼ばれる生地で48、49インチだったので、この巾で事足りたんですね。
現在、主に加工する最低の巾が48インチで(稀に46インチ巾がありますが)、36インチ巾のコーデュロイは加工段階では扱っていません。
逆に広いものとなると72インチ巾のものがあったりします。

弊社の剪毛機は一番巾の狭いもので70インチはあるので、大抵の仕事はこなせます。
生地にストレッチ性のある物になると、多くは60インチ近くの巾があるので、この50インチでは全く仕事になりません。

しかし当時はこれが主流でした。



同じ機械の別アングル写真。

僕がこの仕事をはじめた頃にも弊社にはまだ当時の機械が残ってました。

カッターシャフトは細いので芯を出すのに苦労するし、オルガンはまるで戦車が走ってるのか?ぐらいに五月蝿くて、ゲージの調整も定盤が固定されてるので、カッターシャフトを動かして調整するという、シビアな機械でした…(汗

とにかく時代を感じる写真でしみじみしていまいました。

ちなみにこの機械を買ったのか?と父に聞いたところ、ヘイアン鉄鋼のを買ったそうです。
あ、そういえばHEIANって機械に書いてあったっけ…(笑)