2017年06月12日14:47
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カテゴリー │仕事 機械
こんにちは。
段々暑くなってきてますね〜。
最近くしゃみ鼻水がひどい男、カネタカ石田株式会社のダイスケです。
先日、工場の中で探し物をしていたら、こんな写真が出てきました。
画像下のほうに『昭和47年 石野式剪毛機50㌅』と鉛筆で書かれています。
この癖のある字は父の字ですね…。
当時、この仕事をはじめるにあたり、剪毛機を下見に行った際の写真だそうです。
この頃はまだ剪毛機も国内で作っていた当時で、写真の石野鉄鋼とヘイアン鉄鋼、それともう一社?で作られていたそうです。
僕がこの写真を見て気になったのは『50㌅』という機械の巾です。
当時は36インチ巾の生地が多かったのと、広巾と呼ばれる生地で48、49インチだったので、この巾で事足りたんですね。
現在、主に加工する最低の巾が48インチで(稀に46インチ巾がありますが)、36インチ巾のコーデュロイは加工段階では扱っていません。
逆に広いものとなると72インチ巾のものがあったりします。
弊社の剪毛機は一番巾の狭いもので70インチはあるので、大抵の仕事はこなせます。
生地にストレッチ性のある物になると、多くは60インチ近くの巾があるので、この50インチでは全く仕事になりません。
しかし当時はこれが主流でした。
同じ機械の別アングル写真。
僕がこの仕事をはじめた頃にも弊社にはまだ当時の機械が残ってました。
カッターシャフトは細いので芯を出すのに苦労するし、オルガンはまるで戦車が走ってるのか?ぐらいに五月蝿くて、ゲージの調整も定盤が固定されてるので、カッターシャフトを動かして調整するという、シビアな機械でした…(汗
とにかく時代を感じる写真でしみじみしていまいました。
ちなみにこの機械を買ったのか?と父に聞いたところ、ヘイアン鉄鋼のを買ったそうです。
あ、そういえばHEIANって機械に書いてあったっけ…(笑)
段々暑くなってきてますね〜。
最近くしゃみ鼻水がひどい男、カネタカ石田株式会社のダイスケです。
先日、工場の中で探し物をしていたら、こんな写真が出てきました。
画像下のほうに『昭和47年 石野式剪毛機50㌅』と鉛筆で書かれています。
この癖のある字は父の字ですね…。
当時、この仕事をはじめるにあたり、剪毛機を下見に行った際の写真だそうです。
この頃はまだ剪毛機も国内で作っていた当時で、写真の石野鉄鋼とヘイアン鉄鋼、それともう一社?で作られていたそうです。
僕がこの写真を見て気になったのは『50㌅』という機械の巾です。
当時は36インチ巾の生地が多かったのと、広巾と呼ばれる生地で48、49インチだったので、この巾で事足りたんですね。
現在、主に加工する最低の巾が48インチで(稀に46インチ巾がありますが)、36インチ巾のコーデュロイは加工段階では扱っていません。
逆に広いものとなると72インチ巾のものがあったりします。
弊社の剪毛機は一番巾の狭いもので70インチはあるので、大抵の仕事はこなせます。
生地にストレッチ性のある物になると、多くは60インチ近くの巾があるので、この50インチでは全く仕事になりません。
しかし当時はこれが主流でした。
同じ機械の別アングル写真。
僕がこの仕事をはじめた頃にも弊社にはまだ当時の機械が残ってました。
カッターシャフトは細いので芯を出すのに苦労するし、オルガンはまるで戦車が走ってるのか?ぐらいに五月蝿くて、ゲージの調整も定盤が固定されてるので、カッターシャフトを動かして調整するという、シビアな機械でした…(汗
とにかく時代を感じる写真でしみじみしていまいました。
ちなみにこの機械を買ったのか?と父に聞いたところ、ヘイアン鉄鋼のを買ったそうです。
あ、そういえばHEIANって機械に書いてあったっけ…(笑)